在宅酸素療法とは、我が国において1985年(昭和60年)に健康保険の適用を受け、現在では最も普及した在宅医療のひとつです。当初は、届け出制、承認制等の制約があり、入院設備を有しない医療機関においては、患者さんの需要の反面実施しずらい状況があったの事も事実です。しかし、これらの制度は見直しをされ、幾度の改正を経て酸素を必要とされる呼吸器系、循環器系等の患者さんに医師の処方の元、いつでもどこでも酸素吸入が行えるまでになりました。 |
|
|
在宅での酸素吸入の方法は三通りに分類され、従来よりの中型のボンベによる圧縮酸素や、液化された酸素を特殊容器に充填し蒸発した酸素を吸入する液化酸素装置をはじめ在宅酸素療法の9割以上を占める酸素濃縮装置があります。酸素濃縮装置とは、家庭で電源を入れる事により空気中の大半の窒素と酸素を分離して、酸素のみを取り出す簡便な装置で、酸素濃度90%タイプと40%タイプがあります。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
酸素濃縮器 KM-11 |
酸素濃縮器 KM-X(3L) |
|